理系パパの中学受験始めました

公立高校→旧帝大出身の理系パパによる中学受験奮闘記です。2027年度受験予定

繰り返し学習どんだけするの?

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皆さん、お子さんがなかなかできるようにならない問題はどのように対応しますか?

基本的には「出来るようになるまで繰り返す」ですよね?

以前紹介しましたが、復習主義であるSAPIXもこの繰り返し学習を重要視しています。

難易度を少しずつ上げながら学習することを「らせん状(スパイラル)カリキュラム」と呼んでいたりもします。

SAPIX小学部 | 教育方針

↓引用:SAPIXホームページ

私も浪人時代、参考書より問題集を繰り返し解くことに重きを置いて勉強していたので、SAPIXのこの学習方針を支持しています(お前に支持されてもって感じですが)。

 

今回、息子が苦手な植木算を通してSAPIXの繰り返し学習の真髄をちょっとだけ目のあたりにしました。

ひとえに「らせん状カリキュラム」と言っても、難易度が上がらない一周目の時点でどのくらい繰り返していると思いますか?

3,4回程度? いや違います。

難易度が上がらないらせん一周目の時点で、(数え方によりますが)数十回以上繰り返しています。

テキストBの一週間後にテキストAで復習し、さらに一週間後に基礎力定着テストやデイリーチェックなどで定着度を刈り取ります。

3,4週間後の忘れたころに総合として再び内容を取り上げ、同じようにテキストAや小テストなどで刈り取られつつ最後にマンスリー確認テストで本当のテストとして出題されます。

しかし、マンスリー確認テストで出題されて繰り返し学習が終わるわけではありません!

難易度は幾分簡単になりますが、今度は1、2ヶ月後に基礎トレで毎日繰り返していくことになります!

 

いやーここまで徹底しているかと。

息子の算数の定着率の低さに復習のスケジュールを別途計画する必要があると考えていたのですが、基本的にはSAPIXさんにお任せしていいような気がしてきました。

 

以下に繰り返し学習の必要性(と愚痴)を記載します。

この前、息子は基礎トレの植木算をこのように解いていました。

  • 問:8mおきに木を植えるには木が20本必要だった。道路の長さは?
  • 答:8×20=160 160m ←間違い!!

ここまで繰り返し出題してもらっているのに、息子はいまだにこんなミスをするのです。

理系脳に言わせれば、植木算なんて木の数と間の数の関係だけに注意すればいいというひじょーーーに簡単な問題なのに、なんでわかりやすいひっかけ問題にわざわざ引っかかりに行くのか。

息子のような物覚えの悪い子に定着させるためには、根気強く何回も何回も繰り返す必要があるのです!

 

定着率の低さなんてはじめからお見通しとばかりにガンガン繰り返してくるSAPIX、流石です。

 

では理系パパでした。