私は昔から効率を重要視しています。
勉強でいえば成果ではなく成果/勉強時間が評価指数です。
小4息子の理科社会に関しても同じように効率を優先した結果、見事に失敗しましたのでここに記載します(笑)
始めに言いますが、失敗からの学びなので結構重要な情報だと思います。
なるべく勉強せずに最大の成果を得たい
SAPIXに通っているご家庭ならばわかると思いますが、テキストの量は膨大です。
算数ならまだしも、理科社会にそんなに時間をかけていられないというのが本音です。
であれば出来るだけ勉強せずに成果を出したいと思うのが自然な流れです。
理系パパ家としてはテキストもそこそこに確認問題などの問題群をつぶしこむ手法を取りました。
さらに補足として1ページに情報が集約されている理科の理科のポイントチェック、社会のデイリーステップを重要視して日々の勉強を進めていました。
結果は?
この結果、2回連続で理科は偏差値50前後、社会は偏差値40前後でした。
つまり理科は問題群をつぶしこむことで多少はなんとかなるものの、社会はこの勉強方法が完全に間違っていたことを示唆します。
であればSAPIXの理科社会のテストの問題はどこから出題されているのでしょうか?
理科社会の問題はどこから出題されている?
理科、社会のざっくりとした問題群は以下です。
- 理科
- 確認問題1~6:問題群
- 発展問題:発展問題
- ポイントチェック:情報集約ページ
- デイリーステップ1~6:問題群
- デイリーチェック:前週の小テスト
- 社会
- デイリーステップ:情報集約ページ
- 確認問題1~3:問題群
- デイリーチェック:前週の小テスト
これをテストの問題と照らし合わせると衝撃的な事実が発覚しました。
↓理科の出題率(発展問題は除く)
↓社会の出題率
社会はそもそもテキストの問題をやっておけば対応できるテストではありませんでした。
それは理科と違って問題を100%出来るようにしたとしても40点前後しか確保できないことからも分かります。
SAPIXの社会はテキストの端から端まで網羅しないとテストで点数を確保できません!
社会には「もっともふさわしくないもの」とか、「組み合わせとしてふさわしいものを2つえらべ」といったような問題が数多くあり、赤文字の暗記だけでは最後の絞る作業で手が止まってします。
さらにはそもそも一回も問題として取り上げられていないのにテストにしっかりと出題されていたりするので、基準がほぼないに等しいです。
正直理科社会に関してはある程度子供に任せていたので、用意された問題さえある程度出来ていればいいと思い込んでいた自分の落ち度です。
SAPIXに常識は通用しません。
まとめ
今回はSAPIX(サピックス)理科社会のテスト対策と題し、失敗からの学びを書きました。
SAPIXの理科は問題群をしっかりと抑えておくことで偏差値50前後までは確保できますが、社会はそれでは不十分です。
SAPIXの社会で点数をある程度確保するためには問題群の暗記ではなく、テキストの端から端まで網羅していく必要があります。
衝撃を受けた社会に関して図に書くと以下のような形です。
サピックスの社会では大人が一般的にイメージするようなテキスト→問題群→テスト問題といったような階層化はほぼ皆無です。
テストの問題はテキスト全体からもれなく出題されます。
ちょっときついですねー、でも事実です。
では理系パパでした。