理系パパの中学受験始めました

公立高校→旧帝大出身の理系パパによる中学受験奮闘記です。2027年度受験予定

【SAPIX】理科と社会の偏差値50前後の出来が読めない

本日3月27日に3月度復習テストがありました。

算数と国語に関してはある程度感覚が分かる一方、問題は今回新たに追加された理科と社会。

 

SAPIXにおける理科と社会の偏差値50前後の出来が全く読めません!

SAPIXの生徒だったら結構出来てそうな気もするし、問題の難易度から平均点が低くても納得できるし。

問題が難しいのは相変わらずですが、選択肢問題が多いのも事実なのでなんだかんだ言って55~60点が平均点になりそうな気がします。

 

話を聞く限り息子の理科社会の出来は悪そうなので、また偏差値40前後から始まる予感と言うか悪寒。。

それとも、選択肢問題で点数を拾ってるのかなー。

そもそもぼけーっとしている息子は点数を拾いに行っていないような気もするんだよなー。

 

というわけで間違えたところをどんどん復習していきたいのですが、テストの次の日からそのまま計5日の春期講習に突入し、そのまま通常の授業が再開されるらしいです。

。。。ん?

3月度復習テストと春期講習の復習はいつやればいいのでしょうか?

計3時間もあるテストや春期講習の復習はさすがに当日だけでは終わらなくないですか?

せっかくリズムが取れてきたのに、このタイミングでのリスケは面倒すぎる。。。

 

では理系パパでした。

仕事と中学受験の優先順位

私の本職はエンジニアです。

ですので、空いた時間で子供の勉強を見たりブログを書いていたりします。

仕事が忙しかったり大変な状況になると、子供の勉強を見るのはおざなりになるしブログなんてそもそも書く気がなくなります。

 

最近仕事がちょっと辛い、もとい大変な状況なので子供の勉強をそこまで見れていません。

ブログの更新頻度が落ちているのもそのためです。

こうなってしまうと勉強の刈り取りが明らかに適当になるので、子供たちとしてはむしろラッキーと言えるかもしれません。

本当はもう少し復習テストのための勉強をしたかったんですけどねー。

そんな気力がわかなかったっす。

 

仕事と中学受験のどちらが優先順位が高いかと言えば、言うまでもなく仕事です。

仕事がうまく行かない状態で放り投げ、中学受験を手厚くフォローするなんて器用な立ち振る舞いは私にはできません。

となれば、仕事を一刻も早く軌道に乗せることが求められます。

そろそろ軌道に乗るかなー乗せたいなー乗せないとなー。。

 

仕事と中学受験の優先順位とタイトルを書いてみましたが、結局仕事をしっかりしないと中学受験のフォローなんてやってられないことが明確になっただけでした。

親は辛いです(泣)

 

では理系パパでした。

中学受験合格者数はどれだけ水増しされているのか?

各塾の合格者数を足し合わせると、学校が発表している実際の合格者数を優に超えてしまうというのは皆さん周知の事実だと思います。

この合格者数の水増しは中学受験界隈のよく知られた闇の一つです。

では合格者数はどれだけ水増しされており、我々はどのように対処していけばいいのか検証してみました。

 

合格者数の水増し結果

では早速ですが、どれだけ水増しされているか2024年度最新のデータを用いて確認してみました。

塾は大手4塾としてSAPIX、早稲アカ、四谷大塚日能研を選んでいます。

また、学校のピックアップはリセマムの「首都圏3塾の合格力」を参考にしました。

慶應中等部はまだ2024年度の合格者数が見つからなかった

数多くある塾の中から大手4塾の実績しかピックアップしていませんが、この時点で水増しが凄いことになっています。

本当はここにグノーブルとかエルカミノとか個別指導塾などの合格実績が追加されますので、以下に水増しが顕著なのかがわかるかと思います。

もはや水増しどころか水が駄々洩れ状態ですね(笑)

数としては開成などが目立ちますが、そもそも募集人数が少ない筑駒は何と水増し率55%!

さすがにアピールできる名門校は各塾とも水増ししたいといったところでしょうか。

 

どうして合格者数の水増しが起こるのか?

では、そもそも合格者数の水増しはどうして起こるのでしょうか?

水増しと言っても0から1を生み出すわけではなく(さすがにそう信じている)、一人の生徒が複数の塾に在籍することが要因となります。

例えば低学年から5年生までA塾に通っていて、最後の一年間だけB塾に通い始めた生徒の合格実績はどう割り振るべきでしょうか?

または基本はC塾に通っていて、XX特訓だけD塾の力を借りた生徒の場合は?

塾の在籍の基準が明確でないため、合格実績を良く見せたい各塾の意思と相まって合格者数の水増しが発生するのです。

上記の事象だけでは水増しと言う表現は強すぎますが、本当の水増し疑惑も払しょくできていないため今回はこの表現で進めていきます。

 

各塾の在籍の定義は?

それでは各塾の在籍の定義を確認し、水増しできる余地を探ってみました。

SAPIXは?

  • 継続的かつ1月まで在籍した生徒のみ
  • テスト生や各種講習生などは含まれない

SAPIXは比較的しっかりとした定義になっています。

継続的と言うのは少し解釈幅がありますが、少なくとも1月まで在籍した生徒のみカウントされています。

また気になっていたSS特訓ですが、文面を見る限りは実績に反映しそうです。

つまり普段は別の塾に通っていてSS特訓のみを受講した生徒でもSAPIXの合格実績としてカウントするということです。

 

早稲田アカデミーは?

  • 早稲アカグループの生徒
  • 受験直前期まで継続的に在籍した生徒のみ
  • 夏季集中特訓・正月特訓・その他選択講座のみの生徒は含まれない

まず自分が知らなかったのは早稲アカの合格実績は早稲アカ単体ではなく、早稲アカグループ総数のものということです。

最難関専門塾としてSPICAなんてものがあり、ここだけで開成の合格者数65名を稼いでいるようです。

ちなみにSPICAを差し引くと早稲アカ単体では少なくとも81名以下となり、四谷大塚より悪いということで一気に見栄えが悪くなったりします。

そしてこちらも気になっていた「NN志望校別コース」ですが、文面を見る限りは実績に反映しそうです。

つまり普段は別の塾に通っていてNNのみを受講した生徒でも早稲アカの合格実績としてカウントするということです。

 

四谷大塚は?

  • 四谷大塚ネットワークの生徒
  • 上記ネットワークに継続的に在籍し、教材及び教育サービスで学習した生徒が対象
  • 講習生や公開テスト生は含まれない

早稲アカと同様に四谷大塚も単体と言うよりはネットワークの総数になっています。

が、難関専門塾で数を荒稼ぎしているというようなことはなさそうでした。

また、これまでと違って継続的に在籍していればいいことになっていました。

ですので、例えば4年生時に四谷大塚に在籍し、5年生以降はSAPIXに転塾したとしてもダブルカウントされている可能性もありそうです。

 

日能研は?

  • 日能研で学び続けた生徒
  • 単価生・特別授業生・各期間講習生・テスト生は含まれない

日能研はホームページ上はっきりとした定義が見つかりませんでしたが、各校舎ごとの教室案内を見ると上記のような記載がありました。

基本的には継続的に在籍していればカウントされることになりそうです。

 

まとめ

今回は中学受験の闇の一つである合格者数の水増しについて書いてみました。

結論から言うと塾の在籍の基準が明確でないため、合格実績を良く見せたい各塾の意思と相まって合格者数の水増しが発生していました。

我々としては無闇に各塾の合格者数だけを比較するのではなく、実際に説明会などに参加して子供に適した塾を選んだ方が良さそうです。

 

今回改めて検証してみると、やはり特待制度がある早稲アカの合格実績が個人的には一番怪しい。。

NN志望校別コース 学校別合格判定模試 小6 | オープン模試・テスト | 中学受験の進学塾・学習塾なら早稲田アカデミー

↓引用:早稲アカホームページ

NN模試の真の成績優秀者を特待生(無料か半額)としてNNに誘導し、合格者数をかさ上げするワークフローをがっつりと組んでいそうです。

というか、そのようにNNに誘導されたブログがちらほら見つかるんだけど。。。

このシステムの優秀なところはSAPIXを始めとした他の塾だけでなく、個別指導塾やパパママ塾の天才児なども青田買い出来る可能性を秘めているところです。

以前SAPIXと早稲アカの合格率を比較した際に偏差値70以上の超高偏差値帯は早稲アカがむしろSAPIXに近づいており原因が不明でしたが、今回の検証で何となく理由が見えてきたような気がしました。

k-e-n-j-i.hatenablog.com

 

では理系パパでした。

【SAPIX新4年生】3月度組分けテストーコース決定

3月20日に3月度組分けテストのコースが決定しました。

とは言っても前回の組分けテストと同じ偏差値50前後という結果から予想できた通り、コースも前回と同じになりました。

 

見方を変えるとSAPIX偏差値50前後の力はついてきたのだなと。

見直ししてみると思った以上に変な間違いが多く正直もったいない形だったのですが、あの出来で偏差値50前後ということは現時点でもう少し上を目指せるなと。

レンジとして偏差値55~60を次の目標にしてもいいなと。

まあ、どこの親でも言っていそうな「もったいない」セリフを吐いてみました(笑)

 

あとはどこでアクセルを踏むかですね。

アクセルを踏んでも成績が伸びるとは限りませんが、アクセルを踏まないとどれだけ成績が伸びそうかもわかりません。

車でもアクセルを踏まないとエンジンの本来持っている能力がわかりませんよね。

それと一緒です。

もしかしたら余裕で走っているように見えて、すでにエンジンの最大出力に達している可能性すらあります(笑)

 

算数がSAPIX偏差値40以下とか言われてしまうと色々考えてしまうのですが、ここしばらく50~55をキープしているので、個人的には逆に動きが難しい時期だったりします。

理科と社会がテストに追加されてから進め方を考えるかー。。

 

では理系パパでした。

中学受験が辛くなってきた(笑)

去年の8月から息子がSAPIXに通い始め、中学受験初心者の自分は四苦八苦しながら楽しく中学受験に挑んでいます。

そんな中、SAPIXのテキストを印刷しながらふと脳裏によぎったことがあります。
「今新4年生になったばかりだよなー。ということは、少なくともこれをあと3年くらいこれをやるってことかー。。」

・・・後3年もこれを続けるってこと??

別に今辛いわけでもないのに(むしろちょっと楽しい)、中学受験という戦いを3年も続けることを考えるといきなりテンションが下がりました(笑)

 

続けて年中娘の公文を見ながらさらにこんなことを想像します。
「年中娘もそのうちSAPIXに通い始めたり、中学受験したりするんだろうな〜。結局どんな対応になるんだろう」

・・・

後3年どころか、後10年くらいはこんな生活か??

将来のことを考えだしたら中学受験が辛くなってきました(笑)
まだ(笑)がついているだけましで、これが取れだしたらいよいよ末期ですね。

仕事も中学受験も無駄に先のことは考えず、今に集中する方が良さそうです。

(仕事でも先のことを考えたらテンションが下がるので、できるだけ今できることに集中しています。これって俺だけ?)

というわけで一時期パスワードに設定するくらい好きだった以下のフレーズを胸に刻んでこれからも中学受験をエンジョイしていこうと思います。

Yesterday is history. Tomorrow is mystery. Today is a gift.

※today、つまりpresentに関して現在とプレゼントがかかっています

 

では理系パパでした。

【SAPIX新4年生】3月度組分けテスト結果

3月14日に3月度組分けテスト結果が出ました。

45<国語<50<算数<55

 

前回の記事で予想した通り算数の平均点は低めでした。

k-e-n-j-i.hatenablog.com

その結果として息子の算数の偏差値も50以上となっていたという認識です。

とはいうものの、やはりSAPIX偏差値50は凄いです。

ケアレスミスを含めてここまでの点数を平均でたたき出すのは伊達ではありません。

しばらくはこのままついていきたいものです。

 

ちなみに色々言われているSAPIXですが、順調に受験人数が増えています。

今回のテストでついに7000人オーバー。

2024年度の6年生の在籍者数が6436人らしいので、すでに超えています!

これが2027年度のSAPIX生は例年より多いと考えていいのか、実は例年通りでついていけない生徒がどんどん辞めていくいうことを示唆しているのかは不明ですが、なかなか興味深い数値ではあります。

後者だったらもう恐怖しかありませんが。。

 

では理系パパでした。

【SAPIX】新4年生の家庭学習のスケジュール

2月からSAPIXの新4年生としての授業が始まっています。

一ヶ月以上試行錯誤してようやくスケジュールが定まってきましたので、ここに記したいと思います。

ちなみにこれはSAPIX偏差値50前後である息子の話であって、α(アルファ)コースの生徒の話ではありません(笑)

 

【制約】新4年生としての家庭学習制約

まず3年生と大きく異なるのは塾の日にほぼ夜の勉強ができないということです。

  • 通塾頻度
    • 週一回 ⇒ 週二回
  • 塾時間
    • 16時30分~18時30分 ⇒ 16時30分~20時

塾が終わるのが20時なので、そこから電車で帰宅して夕食を食べてお風呂に入ったらもう21時過ぎです。

そこから仮に勉強するにしてもせいぜい学校の宿題くらい。

つまり平日の週5日のうち、2日間は全く夜に勉強できないという制約が発生するのです。

これは非常に大きい!

つまり夜の勉強を前提にしてスケジュールを組んでしまうと、どうしても土日などにしわ寄せがくることになります。

 

【コンセプト】朝型にシフト

夜ダメだったら朝やるしかないということで、まずはじめに取り組んだのは朝型のスケジュール立案です。

5時45分~6時30分の計45分を朝の勉強時間とし、基礎トレ以外で毎日30分時間を確保できるようになりました。

※本来であれば6時起きでも十分だが、年中娘の保育園送迎を考慮すると上記の時程になってしまう。。

塾がない夜は1時間勉強するとして、もともとやっていた土日の2時間を合わせると以下になります。

計9.5時間です。
実際はこれに学校の宿題や基礎トレの時間も追加されるので、うちの息子的には悪くない数字です。

ちなみに平日朝に家庭学習を行わない場合は計7時間になるので、4教科分の家庭学習を遂行するには結構厳しいのが感覚的にもわかるかと思います。

 

【チェック/アクト】家庭学習のボリュームに対しパッケージは適切か?

上記の通りパッケージは決めましたので、後は家庭学習を当てはめるだけです。

うちの息子の家庭学習の項目と概算時間は以下になります。

  • 算数A 1時間
  • 算数B 1.5時間
  • 国語A 1.5時間
  • 国語B 1時間
  • 言葉ナビ 0.5時間
  • 理科  1.5時間
  • 社会  1時間

※国語Bはキリがないので1時間で強制終了

※国語Aは読解メソッドと漢字をちゃんとやろうとすると1時間ではちょっと足りない

※算数Bは内容によって解説だけでは理解できず、一緒にやる必要あり

※理科が覚えることが多く、思いのほか時間がかかる

計8時間です。

実際には定着度の足りない分野(主に算数)を繰り返したりテスト対策や復習なども実施する必要があるので、一週間9.5時間のパッケージはそこまで悪くない数字であることが分かります。

 

果たして上記コンセプトで家庭学習を回したところ、ようやく意図通り進むようになりました。

復習をやろうと思えばやれなくもないし、やらない場合は親子ともどもちょっと楽ができる時程です。

理科と社会の復習が本格的に必要になったら土日の勉強時間を少し増やしてもいいですし、まだまだバッファがあります。

 

まとめ

今回はSAPIX偏差値50前後の息子のケースではありますが、新4年生の家庭学習のスケジュールを書いてみました。

まず通塾日の夜は帰宅が遅くなり、ほぼ勉強ができないというのが3年生からの大きな違いになります。

その中で自分は朝に家庭学習の時間を確保する形で活路を見出しました。

各々のご家庭によって最適解は異なると思うので、いろいろ試行錯誤してみてもいいかもしれません。

ちなみに1週間の家庭学習時間がほぼ10時間となりましたが、SAPIX偏差値50前後ですらこのくらいは勉強しているんだと捉える人もいるかもしれませんし、それくらいしかやってないのかと思う人もいるかもしれません。

 

※その後リスケし、一週間に最大20時間になりました(笑)

k-e-n-j-i.hatenablog.com

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では理系パパでした。