2月からSAPIXの新4年生としての授業が始まっています。
一ヶ月以上試行錯誤してようやくスケジュールが定まってきましたので、ここに記したいと思います。
ちなみにこれはSAPIX偏差値50前後である息子の話であって、α(アルファ)コースの生徒の話ではありません(笑)
【制約】新4年生としての家庭学習制約
まず3年生と大きく異なるのは塾の日にほぼ夜の勉強ができないということです。
- 通塾頻度
- 週一回 ⇒ 週二回
- 塾時間
- 16時30分~18時30分 ⇒ 16時30分~20時
塾が終わるのが20時なので、そこから電車で帰宅して夕食を食べてお風呂に入ったらもう21時過ぎです。
そこから仮に勉強するにしてもせいぜい学校の宿題くらい。
つまり平日の週5日のうち、2日間は全く夜に勉強できないという制約が発生するのです。
これは非常に大きい!
つまり夜の勉強を前提にしてスケジュールを組んでしまうと、どうしても土日などにしわ寄せがくることになります。
【コンセプト】朝型にシフト
夜ダメだったら朝やるしかないということで、まずはじめに取り組んだのは朝型のスケジュール立案です。
5時45分~6時30分の計45分を朝の勉強時間とし、基礎トレ以外で毎日30分時間を確保できるようになりました。
※本来であれば6時起きでも十分だが、年中娘の保育園送迎を考慮すると上記の時程になってしまう。。
塾がない夜は1時間勉強するとして、もともとやっていた土日の2時間を合わせると以下になります。
計9.5時間です。
実際はこれに学校の宿題や基礎トレの時間も追加されるので、うちの息子的には悪くない数字です。
ちなみに平日朝に家庭学習を行わない場合は計7時間になるので、4教科分の家庭学習を遂行するには結構厳しいのが感覚的にもわかるかと思います。
【チェック/アクト】家庭学習のボリュームに対しパッケージは適切か?
上記の通りパッケージは決めましたので、後は家庭学習を当てはめるだけです。
うちの息子の家庭学習の項目と概算時間は以下になります。
- 算数A 1時間
- 算数B 1.5時間
- 国語A 1.5時間
- 国語B 1時間
- 言葉ナビ 0.5時間
- 理科 1.5時間
- 社会 1時間
※国語Bはキリがないので1時間で強制終了
※国語Aは読解メソッドと漢字をちゃんとやろうとすると1時間ではちょっと足りない
※算数Bは内容によって解説だけでは理解できず、一緒にやる必要あり
※理科が覚えることが多く、思いのほか時間がかかる
計8時間です。
実際には定着度の足りない分野(主に算数)を繰り返したりテスト対策や復習なども実施する必要があるので、一週間9.5時間のパッケージはそこまで悪くない数字であることが分かります。
果たして上記コンセプトで家庭学習を回したところ、ようやく意図通り進むようになりました。
復習をやろうと思えばやれなくもないし、やらない場合は親子ともどもちょっと楽ができる時程です。
理科と社会の復習が本格的に必要になったら土日の勉強時間を少し増やしてもいいですし、まだまだバッファがあります。
まとめ
今回はSAPIX偏差値50前後の息子のケースではありますが、新4年生の家庭学習のスケジュールを書いてみました。
まず通塾日の夜は帰宅が遅くなり、ほぼ勉強ができないというのが3年生からの大きな違いになります。
その中で自分は朝に家庭学習の時間を確保する形で活路を見出しました。
各々のご家庭によって最適解は異なると思うので、いろいろ試行錯誤してみてもいいかもしれません。
ちなみに1週間の家庭学習時間がほぼ10時間となりましたが、SAPIX偏差値50前後ですらこのくらいは勉強しているんだと捉える人もいるかもしれませんし、それくらいしかやってないのかと思う人もいるかもしれません。
※その後リスケし、一週間に最大20時間になりました(笑)
では理系パパでした。