中学受験のブログを拝見すると、まれに塾なしで難関校に合格したといったご家庭に出くわします。
何かを自慢するということではなく、単純に事実としてパパ(ママ)塾で合格したよーとあっさり書いています。
中学受験に参戦してせいぜい3か月程度ですが、正直塾なしで難関校に合格できると思えません。
もちろん私は地方公立高校→旧帝大ということで中学受験に関してはもともと何の知識も経験もありません。
よってパパ塾で中学受験を進めようと思っても何をどうしたらいいかわからないということもあります。
しかし私が信じられないと思っているのはそこではなく、親子の関係です。
中学受験という大きな山に挑むとき、親子は多少なりとも衝突する場合があります。
私も日々の勉強で新たな課題を課す場合、衝突と言えないまでもちゃんと話して子供に納得してもらう必要がありました。
ちょっとでも言い方を間違えるとケンカになるなーとか、だったら中学受験止めたらみたいな流れになってしまうなーとか感じる時がありました。
自分でいうのもなんですが子供との関係は結構良好です。
そんな子供との関係が良好な私でも親子の衝突の危険を感じるような状況がやはりあるのです。
しかも、たかだか小3です。
本当の中学受験は始まってすらいません。
塾なしということは親が自分でテキストを選びスケジュールを組み子供にやらせる必要があります。
そのためには親自らが子供を説得し、納得してもらったうえで勉強してもらう必要があります。
つまり知識や経験があることは前提として、親子の関係が相当(!)良くないと塾なしで難関校に合格するなんて土台無理な話です。
みなさん想像つきますか?
塾というバッファを介さずにあなたの指定したテキストを不平不満もなしにグイグイ進めていくお子さんの姿を。
私は無理ですねー
いやー絶対無理ですわ
というわけで塾なしで難関校に合格しているブログを見つけたら、参考書がどうとかメソッドがどうとかはそっちのけで「親子関係が良好なんだろうなー、信頼関係があるんだろうなー」と純粋に思いながら読んでしまいます。
そっちのメソッド教えてほしいっす
では理系パパでした。