理系パパの中学受験始めました

公立高校→旧帝大出身の理系パパによる中学受験奮闘記です。2027年度受験予定

中学受験初心者が過去問を解いてわかった2つのこと

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皆さんは中学受験経験者でしょうか? 

私は地方公立高校→旧帝大でしたので、中学受験に関しては無知に近いです。

 

今回はそんな中学受験初心者の自分が過去問を解いて分かった2つのことについて書いていきたいと思います。 

 

どの学校の問題を解いた? 

駒場東邦中学校海城中学校の問題を解きました。 

最初は御三家を解こうかなとも思ったのですが、最難関学校は問題がユニークすぎる可能性があります。 

中学受験の一般的な問題を把握するという目的には合致しないと判断し、御三家に順ずる位置づけで駒場東邦と海城をチョイスしました。 

 

どのくらい解けた? 

駒場東邦は5割前後、海城は6割前後解けました。 

感覚的には駒場東邦は不合格、海城は合格したかなーという感じです。自己採点ですが。 

 

私立中学が求めている人物像とは? 

私のような中学受験初心者が初見で合否ラインの6割前後を取れること自体が実は中学受験の問題の本質を表しています。 

試験問題は単なる知識ではなく、知識があること前提でその先にある思考力を問うていたのです。 

つまり、私立中学は明らかに知識力ではなく思考力のある人物像を求めています。 

 

結構衝撃的だったのは海城中学校の社会。 

これを社会の問題と言っていいのか。でも、これそこ社会の問題だ。と思いなおしました。 

単なる詰め込みではまったく歯が立たない、ある一つのテーマに対し多方面で深堀させ記述式で回答を埋めさせるスタイル。。 

もはや塾講師泣かせですね。 

 

思考力MAX振りの天才少年は偏差値が低いまま麻布中学に合格する可能性すらありそうです。 

(要するに偏差値という一般化された尺度では図れない人達) 

 

受験校を選ぶうえでの注意点は? 

中学受験初心者である私が初見で解き、駒場東邦は5割前後である一方で不合格であった一方海城は6割前後で合格ということはもう一つの事実を示唆します。 

それは試験問題に対して各々相性があるということです。 

 

例えば運動が得意と一言で言っても、サッカーが得意な人もいれば野球が得意な人もいると思います。 

サッカーが得意な少年が野球で優勝を狙ったとしても、やはり厳しいと言わざるを得ません。 

(本当に才能がある子はどちらでも優勝を狙えたりしますが。。) 

 

上記の例は極端ですが、今回の駒場東邦と海城の2校だけでも問題の傾向がかなり異なっていることを肌で感じました。 

 

この試験問題にたいして相性があるということは、最終的に受験校を選ぶ際に考慮すべき項目だと思います。 

一つは自分の偏差値以上の学校に相性の良さで合格することも十分あり得るということ。 

そしてもう一つは、相性のいい受験を合格してきた同じく相性のいい生涯の友に出会う可能性が高まるということです。 

 

まとめ 

今回は中学受験初心者の自分が過去問を解いて分かった2つのことについて書きました。 

箇条書きにすると以下です 

  • 私立中学は知識力ではなく思考力のある人物像を求めている 
  • 試験問題に対して相性がある 

 

前者に関しては子供を軟禁して力技で難関校に合格させようとする親御さんには厳しい事実かもしれませんが、一方で将来的に日本で世界で羽ばたいてほしいと思っている親御さんとしてはむしろ歓迎する流れだと思います。 

 

もう一つの相性ですが、これは相性があるという事実を認識することが重要で低学年のうちから過度にとらえる必要はないと考えています。 

相性の良さは基本ができてから考えるべき話なので、まずは基本を忠実に勉強していくことが大事だと考えています。 

 

では、理系パパでした。