息子がSAPIX基礎トレをやっているところを何気なく見ていたところ、時間の引き算の問題をやっていました。
問題は以下です。
6時間21分ー4時間55分=
「分」側はそのまま引けないから1時間分借りてくるやつだな(つまり81-55=26)と思っていたら、息子は以下の式を書き始めました。
55ー21=34
21ー55ができないからってひっくり返して55-21をやっちゃうの? 今さら? 全然理解できてないじゃん!と思ったら息子は続いて以下の様に計算し始めました。
60-34=26
よって1時間26分
あれ、答えが合ってる!! どういうこと?
数式で表現してみると確かに合うのです。
A=21、B=55とすると、通常の計算は
(60+A)-B = 60+A-B = 60 + 21 - 55 = 26
となります。息子のやり方は
60 - (B-A) = 60+A-B = 60 + 21 - 55 = 26
となり、結果一致しています。
息子に聞いてみたら、ちょっと前に自分で思いついたみたいなことを言い始めました。
ウソ、この解き方に何か意味があるってこと???
5分くらい本気で悩んで息子の解き方に数学的な意味合いはないと判断し、「普通に1時間分借りてくるやり方でこれからは解いてね」と言いました。
やはり時々解き方も確認しないと怖いですね。
答えはあっているけれど応用が利かなくて後で痛い目を見ることもありそうです。
もしかしたら息子の解き方に数学的な深い意味があるのかもしれませんが、ちょっと自分にはそれよりもテクニカルな解き方の弊害の方が気になりました。
というか、なんでそんなやり方を急に思いつくんだ?
答えが合ってるだけに余計に質が悪い。
皆様もたまーーにでいいので、答えだけでなく解き方も確認した方がいいかもです。
では理系パパでした。