前々回、前回と中学受験と高校受験、高校受験と大学受験の偏差値換算表を作成しました。
ここまでくるとお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、最後に中学受験と大学受験の偏差値換算表を作成します。
というか、本当にやりたい企画は最初からこの換算表の作成でした。
前提条件と換算過程
今回は前提条件も何もありません。
単純に作成した2つの偏差値表を紐づけるために、VLOOKUP関数を利用するだけです。
中学受験と大学受験の偏差値換算表は?
早速ですが中学受験と大学受験の偏差値換算表を記載します。
例えば中学偏差値の50は大学偏差値の53.8に該当し、中学受験層はやはり優秀であるということが分かりました。
しかし本当に伝えたいことは別にあります。
中学受験、高校受験、大学受験の偏差値換算表は?
ここで中学、高校、大学の偏差値を並べてみるとまた別の考察が可能です。
このブログでは何回も言及していますが、中学受験層は間違いなく優秀です。
であるがゆえに中学受験において偏差値40台というだけで公立に鞍替えするのは非常に危険であり、再考の余地があります。
しかし、それは母集団を高校にした場合の比較であり、大学となると話はまた別です。
中学受験偏差値50のお子さんは、確かに高校受験偏差値換算61の難関校に合格するかもしれません。
しかし、中学受験偏差値50で高校受験偏差値61の難関校に合格したお子さんですら、大学受験においては偏差値53.8というちょっと勉強ができる生徒の一人に過ぎなくなるのです。
これは相当厳しい世界と言わざるを得ません。
中学受験はお得と言ってきましたが、それは高校という母集団に対してであり、大学というレベルが高い母集団においては結局一からのスタートとなります。
ちょっといい中学に合格したくらいで調子に乗ることなく、引き続きしっかりと勉強しなければならないのです(笑)
そうしなければいつの間にか最下層が定位置となり、のちのち苦労することになります。
まとめ
今回は中学受験と大学受験の偏差値換算表を作成しました。
例えば中学偏差値の50は大学偏差値の53.8に該当し、中学受験層はやはり優秀でした。
しかし本当に言いたいことは以下です。
中学受験偏差値50のお子さんは確かに高校受験偏差値換算61の難関校に合格するかもしれない。
しかしその高校偏差値換算61の難関校ですら偏差値53.8のアベレージ層に取り込まれてしまうほど大学受験はレベルが高いため、油断は厳禁。
ちょっといい中学校に合格したくらいで油断できるほど大学受験は甘くないことが分かりました。
逆に言うと高学歴パパママの皆さん、我々は本当に頑張ったんです(いやマジで)。
中学や大学の受験界隈の情報を集めれば集めるほど、そんな思いがふつふつと湧いてきます。
では理系パパでした。