前回は偏差値と中学受験と高校受験の偏差値換算表を作成しました。
今回は同じ考えをもとに、高校受験と大学受験の偏差値換算表を作成します。
前提条件と換算過程
偏差値換算表の出し方は前回と同様ですので、前提条件と計算過程を記します。
大学進学率は以下の記事を参照しました。
2023年度(令和5年度)大学進学率 過去最高57.7% | 大学 | ベスト進学のまとめ
そして調整係数になりますが、これは模試を受ける層を考慮しています。
上位層はほぼ模試を受けますが、下位層はお金を払ってまで模試を受ける生徒は全員ではないはずです。
進学校に通っていた(が底辺だった)自分ですら現役時代はほぼ模試を受けていませんでしたので、そこら辺の感覚は想像がつきます。
つまり調整係数といっても本来であれば一定値ではなくグラデーション的な処理をする必要がありますがが、ここでは一定値とし、数学的センスをたよりに1.5にしました。
よって1/(57.7×0.01)×1.5=2.6が「上位何%?換算係数」となります。
あとは前回と同様に上位何%を大学受験用に換算し、VLOOKUP関数を利用して偏差値参照するだけです。
高校受験と大学受験の偏差値換算表は?
早速ですが高校受験と大学受験の偏差値換算表を記載します。
いかがでしょうか?
個人的には気持ち高いが悪くない数字といったところです。
※高校偏差値68前後のボリュームゾーンは早慶にちょっと届かずMARCHくらいのイメージなので、やはり悪くない数字
例えば高校偏差値の60は大学偏差値の52.1に該当しますので、大学受験が厳しいことが分かります。
まとめ
今回は高校受験と大学受験の偏差値換算表を作成しました。
例えば高校偏差値の60は大学偏差値の52.1に該当しますので、やはり大学受験は厳しいです。
しかしこんなのはただの数字遊びなので、巻き返すことは十分可能ですし、落ちるときはあっという間に落ちます(進学校の底辺経験者は語ります)。
大学受験に挑む皆さん、頑張っていきましょー
では理系パパでした。