その中でデータを整理しているうちにどうしても唱えたい説が出てきたので、ここに記載します。
題して「SAPIX女子は実はお得?」です。
おさらい
最初に記載したとおり、SAPIX⇒四谷大塚偏差値の換算式を導出した記事があります。
その中で男女共通で偏差値をまとめ、換算式を導出しました。
この時はSAPIX偏差値の方が低く、母集団として優れているという結論で終わりました。
まずはこの一見何でもない散布図を覚えておいてください。
男女に分けると?
実はこの散布図を男女に分けるととんでもないことがわかります。
青が男子、オレンジが女子です。
女子(オレンジ)の方が偏差値が高ぶれしているように見えませんか?
バラツキの範囲かなと疑ったのですが、エクセル機能を用いて近似式を書いても女子の方が四谷大塚偏差値が上になっています。
これが何を意味しているかというとSAPIX内で同じ偏差値の男女がいた場合、女子の方がより高い偏差値の学校に合格しやすいということです。
ネットで多少調べてみたのですが、SAPIX女子がお得といったような調査結果も見当たらなかったので、意外と皆さん盲点だった可能性もあります。
今回の調査結果を正としますと、SAPIX女子は実はお得と言えそうです。
n数が少ないので近似の式自体は書きませんでしたが、偏差値換算で2~3お得です。
まとめ
今回はSAPIX女子は実はお得?という議題で記事を書きました。
結論としては女子の方がSAPIX偏差値に対する四谷大塚偏差値が高ぶれしていることから、SAPIX女子は実はお得と言えそうです。
ちょっと原因は不明ですし、今から中学受験に挑もうとする自分の息子は男子なので(当たり前)まったくメリットのない記事です。
ですが、どう見ても有意性があるように見えたのでここにまとめました。
では理系パパでした。