ベクトルがずれた誠実さをうりにしている理系パパは、家族の中では基本的には思ったことを口にします。
仕事における妻からの相談でも、会社(上司)が間違っていると思えば率直にそう述べるし、妻が間違っていると思えば遠慮なく「それは***という理由であなたの方が間違っていると思う」と指摘します。
そこに忖度はまったく存在しません。
なので、本当の相談ではなく単に同意してほしい相談(私から言わせれば雑談)は妻は私を回避して義母と電話で話すようになりました(笑)
子供に対する接し方も基本同じですが、勉強だけはやる気をなくしても困るのである程度忖度を入れています。
でもブログを利用して忖度なしに言うならば、おそらく息子には算数のセンスがありません(笑)
植木算を見てそう思いました。
たとえば以下のような問題があったとします(本当はもう少し入り組んだ問題)。
長さ48mの道路にはしからはしまで6mおきに木を植えました。木は何本必要ですか?
息子は植木算でわからない問題に直面した場合、じっと見つめたまま微動だにしません。
もしくは何の疑問も持たずに48÷6=8(本)と答えを書いてしまったりします。
中学受験初心者の自分は植木算を知りませんでしたが、以下のように単純化して解きました。
仮に10mの道路に10mおきに木を植えたら10÷10=1だけど、木は2本になる。ってことは答えに+1をするパターンだな。つまり48÷6+1=9(本)
要するに複雑でわからない問題に対して手を動かしながら単純化し、ルールを見つけ、答えを導き出すということをささっとするのが自分で、わからない問題を一生懸命見つめて途方に暮れるのが息子なのです。
手を動かしたり単純化することは指摘すればその場ではできるようになるのですが、ちょっとでも応用が入ると同じように問題をじっと見つめたり、絵も書かずに簡単に間違えたりします。
難しい問題ほど単純化し、ルールを把握するべきなのに!
おそらく問題をカテゴリー分けする力が、手を動かす力が、わかるレベルまで単純化する力が、そして既知の知識と結びつける力が弱いのだと思います。
そしてそれらをまとめて「息子には算数のセンスがないなー」と自分は思うわけです(笑)
ついでに言えば、やり抜く力も弱かったりとなかなかの状況。
こういうのって後天的な力なのでしょうか、先天的な力なのでしょうか?
正直よくわかりません。
ここは中学受験初心者が参考になりそうな情報を載せていこうと考えているブログなので、上記の能力が後天的に伸びても言いますし、伸びなくても言いますし、仮に伸びなかったら成績はどうなるのかも言います。
個人的にはこれらの能力こそが中間層と上位層を分ける算数の力そのものだと考えていたりするんですけどねー
では理系パパでした。