小3息子のSAPIXの確認テストで再確認したことがあります。
それは、「分かる」と「出来る」は大違いということです。
InputとOutputと置き換えてもいいかもしれません。
自転車の乗り方が分かっていても乗れるとは限らないのと同様に、分かると出来るは全く別物です。
最初に「分かる」と「分からない」の違いを図示すると以下です。
青文字がInput、赤文字がOutputになります。
「分かる」というのは問題(What)とどうやるか(How)のInputがあれば出来るという状態ですね。
実際にはHowまで行かなくても多少ヒント(気づき)を与えれば出来るという状態の方が多いかもしれません。
Howを共有してもできない場合は文字通り「分からない」状態と言えますので、なんらかの対策が必要と思われます。
しかしテストで好成績をおさめるためには、「分かる」だけではダメで「出来る」必要があります。
つまり問題(What)から解き方(How)を自ら思いつき、そのうえで実際に解く必要があるのです。
勉強を結構やってきた方なら分かると思いますが、この「分かる」と「出来る」は大違いです。
大違いというのは理解度や知識の定着度だけでなく、そのために必要な時間も大きく違います。
この「出来る」ようになるための勉強時間の増加を危惧し、これまで「分かる」状態であればそれだけでOKとしていました。
しかし、これからは「出来る」側に少しずつ舵をきっていこうと思います。
SAPIXに入塾して早3か月、慣れてきている息子はとっととSAPIXも公文も終わらせ、年少の娘が公文をやっているのを尻目にコロコロコミックを読んだりゲームしたりしているからです。
つまりSAPIXによる負荷増加を危惧するという初期段階はとっくに終わっていて、小3息子の負荷は年中娘の負荷より軽い状態になっているのです(笑)
実際ここ数日「出来る」を基準としてスケジュールを組んでいますが、それでも息子の勉強は娘より終わるのが早いです。
これだったら夏休み以降は「出来る」にシフトしても良かったんじゃないのか息子よ。
そして、どんだけ公文が終わるのが遅いんだ娘よ。。
では理系パパでした。