理系パパ家では勉強を教えるのは基本自分が担当しています。
小3の時点では勉強嫌いになってしまうことが一番避けたい事項だったので、SAPIXに入塾してからも出来るだけ負荷をかけないように進めてきました。
以前の記事で書いた通り「出来る」ではなく「分かる」であればOKという基準で勉強に取り組みSAPIX偏差値は45~50くらいかなと思っていたのですが、実際のテストでは算数<40<国語<45でした。
ちょっと焦って家でやらせ、「分かっている」けど「出来ない」という状態であることが分かりました。
どれだけケアレスミスするんだよーと息子に呆れたのち、次に脳裏に浮かんだのが「妻への恐怖」です。
具体的には「急に中学受験へのやる気スイッチが入って変なことを言いだしたらどうしよう」という妻への恐怖です。
妻と私は性格が正反対です。
「こうあるべき」思考が妻で、「こんなもんでしょ」思考が自分です。
子供の教育も自分にとっては妻は厳しすぎるように見え、妻にとっては自分は激甘に思われています。
今回のテスト結果はさすがの自分でも「こんなもんでしょ」にはなりませんが、妻が自分の理想に向かって動き出したらまずいと思ったのです。
「この教材が評判いいからやってみれば?」とか「もう少し勉強しないと話にならないよ」とかならまだしも、「そんなにやる気ないんだったら中学受験やめた方がいいんじゃない?」とか「そんなんだったらSAPIXなんて行かない方がいい」とか子供の勉強に対する態度を過剰に叱責し、やる気を阻害するようなことを言い出しかねないと思ったのです。
※正直このような妻の外乱を防止するため、一応確認テストでSAPIX偏差値45~49位をターゲットにしていたというのもある。ケアレスミスの暴走で崩壊したが。。
で、成績表を見た妻が一言。
「これだけ悪かったら、後は上がるしかないよね。がんばれー」
むしろケアレスミスを見つけるたびにイライラする自分をしり目に、「ミスが多いからさ、まずはちゃんと見直さないとだめだよ」とフラットな口調で至極まっとうなアドバイス。
君、そんなポジティブシンキングだったっけ?
そのポジティブ具合、仕事でうまく行かずに平日にうじうじうじうじ悩んでいるあなた自身に分けてあげたいよ。
では理系パパでした。