中学受験に臨んでいるご家庭の皆さん、テキストの整理はどうしていますか?
とんでもないテキスト量の多さに辟易していませんか?
今回は皆さんを悩ませる?テキストの整理に関して3か月ほどA3プリンターを徹底活用して見えてきたものがありますので、記事にしたいと思います。
コンセプトは「中学受験のデータベース化~まだテキスト整理しているの?~」です。
面倒なテキスト整理が不要に
中学受験ではテキスト整理が地味に大変です。
仕事や日常生活に多大な影響を及ぼすというほどではありませんが、なんか面倒だよなーいい方法ないかなーと時々思うくらいには十分大変です。
しかも一度の整理で終わることなく、復習のために使った後はまた同じ場所に戻す必要があります。
つまり整理というのは一度実行すれば終わりというわけではなく「復習するたびに『探す』と『仕舞う』という煩わしい作業を毎回行う必要がある」というのが特徴なのです。
しかしA3プリンターを利用してテキストを一度データベース化してしまえばその苦労はなくなります。
従来復習する場合は該当のテキストを本棚から探し、コピーし、また仕舞う必要があったのですが、データベース化してあればささっと探して単純にコピーするだけです。
情報への圧倒的なアクセスしやすさ
データベース化した本当のメリットは実は「整理からの解放」ではなく、「情報への圧倒的なアクセスしやすさ」にあります。
これは私もA3プリンターを活用して初めて気づいたことです。
まず上の写真の時点で私ならタブレットを手に取ります。
そして事前にファイル名およびフォルダ階層を定義してしまえば該当のテキストを見つけるのは想像以上に楽です。
↓自分の例
スマホでいつもやっている操作と同じように指一本で見つけるだけです。
本棚に行くことも、ページを1枚1枚めくることも不要です。
データベース化に適したプリンターは?
このデータベース化に適したプリンターは意外と限られています。
ずばり両面同時スキャン機能ありA3プリンターです。
テキストのホッチキスを一度外し、表裏もまとめて一気にデータ化してしまうという考え方です(SAPIXテキストの場合)。
Brotherであれば最新のMFC-J7300CDWか、一世代前のMFC-J6983CDWが該当機種になります。
ちなみに私はMFC-J7300CDWを購入しました。
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データベース化ワークフロー
実際のデータベース化ワークフローはやりたいことに基づき変わってきますが、上記の様にタブレットでも表示したい場合は以下になるのかなと思います。
- ホッチキスを外し、A3プリンターで表裏まとめて一気にスキャン
- 両面同時スキャン機能ありA3プリンター(自分はMFC-J7300CDW)
- pdf内のページを読める方向に回転
- プリンター設定で自動で向きを判定してくれる機能があるがテキストの性質上誤判定が多いため、自分はCubePDFというソフトで一括回転
- ルールに基づき命名し、該当のフォルダに置く
- 自分は基本テキストは[学年]_[科目]_[種類][番号]_[補足]とした。例えば03_Math_Daily10_Q。Qは問題、Aは答え
- ファイル共有プラットフォームにコピー
- 自分はGoogleドライブでフォルダ自動同期
テキストを取り込むまでは従来より工数が発生しますが、テキスト整理の煩わしさに比べれば大したことありません。
まとめ
今回は「A3プリンターを活用した楽々ワークフロー」と題し、テキストをデータベース化した時のメリットおよび実際のワークフローについて書いてきました。
本当のメリットは「整理からの解放」ではなく、実は「情報への圧倒的なアクセスしやすさ」にあるということにも言及しました。
そういう意味ではA3プリンターを買ってコピーだけしても、本来の実力の半分も発揮できていないと言えるかもしれません。
ちなみに私がA3プリンターを買ったのは息子に対して「繰り返し」復習の必要性を感じたからです。
多少復習するだけである程度成績が取れるお子さんには正直A3プリンターは不要だと思います。
安い買い物ではありませんので、必要性はしっかりと吟味してくださいネ
では理系パパでした。
↓以下補足記事とA3プリンター狂騒曲