SAPIXに入る前、以下の「SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること」を読みました。
詳しくは実際に購入してみていただきたいのですが、非常に納得できる内容でSAPIXに対して好感を持ちました。
単純な「知識」よりも「なぜ」や「わくわく」を大事にして子供の自発的な学びを隆起していくといった内容です。
続いて参加したSAPIXの説明会でも低学年時は「なぜ」を大切に進めていきますと言及していて、姿勢は一貫していました。
これならば公文のF教材も終わってしまったし小3だけどSAPIXに入塾するかなーと思い特に準備なしで中学受験に突っ込みました。
そして入塾して早半年近く、、、
小3の時点で知識の競争がすでに始まっています(笑)
確かに理科の授業で化石を作ったりテキストにある実験をやってくれたりと好奇心を刺激する仕組みは多少あるのですが、もう中学受験は中学受験です。
自分が甘ちゃんなのは自覚しています。
私は公立高校出身で中学受験の経験もなければ知識もありません。
そもそも中学受験なんて全く検討していなかったため、子供はテストらしいテストもしたことがないという状況でした。
でも、小3の時点ですでに競争らしきものが始まっているのに驚いたことは事実です。
とは言えSAPIXのカリキュラムに反対しているわけではなく、むしろ理解しているほうです。
どんなに立派な理念でも、方針そして手法へと落とし込んでいくとなぜか陳腐化されることは往々にしてあります。
教育理念を大切にしすぎて目的が達成でなければ元も子もありません。
「なぜ」や「わくわく」だけでは漢字は覚えられんのです(笑)
「夢」や「希望」だけでは飯を食っていけないのと一緒ですね。。
いうわけで「SAPIXに通えば塾側のメソッドによって子供が自発的に学ぶようになるんだー」と思ってしまったのであればそんな簡単なものではないと断言します。
一方でSAPIXに通っている息子は思いのほか楽しそうだったりするので、ここら辺は鶏と卵の関係と言えるかもしれません。
分からないことが分かるから楽しくなるのか、楽しいから勉強に取り組んで分かるようになるのか。
まあどちらでもあるんでしょうね。
では理系パパでした。
↓ちなみにディスっているようですが、本当に参考になる良本です。