皆さんは公文とSAPIXはどっちが大変だと思いますか?
そんなのSAPIXに決まっているでしょ?と思ったあなたはまだまだ甘いです。
今回は3年生夏期講習の時点で公文からSAPIXに鞍替えした自分がどちらが大変か言及してみたいと思います。
勉強時間は?
まずは勉強時間を比較してみました。
SAPIXは自動的に算数/国語/理科/社会となりますが、公文は算数と国語を習っている場合で勉強時間を比較しました。
ちなみにSAPIXの理科と社会はまだまだ遊びなので、ご家庭で理科の実験や小旅行をした方がよほど記憶に残ると思います。
- SAPIX 計6.75時間
- 授業(週1) 2時間
- 授業の復習 3時間
- 基礎トレーニング(算数) 1.75時間(15分×7日)
- 毎日一ページの計算問題
- 公文 計8時間
- 教室日(週2) 3時間(1.5時間×2日)
- プリント 5時間(1時間×5日)
- 1科目につき毎日5枚なので、2科目で毎日10枚
小3の時点ではSAPIXより公文の方がより多くの勉強時間が必要でした。
時間はお子さんにより結構異なると思いますが、うちの子供は公文をだらだらやりがちなので10枚で1時間設定。悲しい。。
親の工数は?
3年生なので一応送迎時間も入れています。
- SAPIX 1.5時間(送迎込みで計2.5時間)
- 送迎週1 1時間
- 家庭学習フォロー 1.5時間
- 問題説明(Must/Want)
- 〇付け
- 全般的な監視
- 公文 基本0時間(送迎込みで計2時間)
- 送迎週2 2時間(1時間×2)
- プリントフォロー 基本0時間
- はじめての問題のみ教えるorチェックする場合あり
正確にはSAPIXですら親のフォローは必須ではありませんが、Must/Wantを鑑みた解説や〇付け、勉強の監視などは少なくとも小3の時点では実施した方が効率がいいと思いました。
うちの息子なんて少し自主性に任せていたら国語の解説動画を2倍速にしてげらげら笑っていました。
SAPIXはやることが極限まで単純化されている公文とは性質が異なります。
比較結果
今回は公文とSAPIXはどっちが大変ということで検証しました。
3年生の時点では以下の認識です。
勉強ボリュームだけを言ってしまえば、復習が長くても3時間程度で終わってしまうSAPIXは毎日プリントを進めていく公文より少ないように思えました。
【小3】公文とSAPIX、どっちに通うべき?
では3年生の時点ではどちらに通うべきと言われれば、これは公文の進捗次第なのかなと考えます。
やはり算数F教材(6年生相当)を終えていれば基礎は終えたと判断し、新4年生を待たずしてSAPIXに通い始めるのもありなのではと思います。
またSAPIXに移行するにしても、SAPIXと何かの組み合わせ(市販参考書でも可)というのが3年生としてはよさそうです。
公文2科目より勉強時間が確保できないので、SAPIXに完全移行してしまうとせっかく身に着いた勉強習慣が後退してしまいます。
息子は今SAPIXとともに公文の国語を続けていますが、これは結果的にこれまでの勉強習慣を継続させることに寄与しています。
では理系パパでした。